Manufacturing Introduction 加工法紹介
こちらでは、弊社における「オリジナル製品をつくるための技術紹介」をさせていただきます。
オリジナル・ノベルティやギフトまたOEM製品を作るために参考にしてください。
1. 金属等の素材のご紹介
素材には以下のような種類がございます。
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- ブラス(真ちゅう)
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- シルバー(銀)
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- スズ合金
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- スティール(鋼鉄)
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- 亜鉛合金
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- アルミ
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- ステンレス
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- アクリルなど
2. 【成型加工・切削加工】形をつくるための加工方法
プレス加工
プレス機械にプレス型を取り付け、製品の形を抜いたり曲げたり、絞ったりする加工方法です。数量が多い時に比較的向いています。
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フレクションプレス加工
デザインを型に彫刻して、プレスする方法です。
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曲げ加工
金属の板を折ったり、曲げたりして立体的な形状に加工する方法です。
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絞り加工
材料を絞って整形していく加工方法です。
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キャスト加工
リアルな表現が求められる立体物の製作に向いています。
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ラバーキャスト加工
主にスズ合金が主体。比較的廉価。
素材が柔らかいのが特徴です。
(アクセサリー等に向いています。)
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ロストワックス加工
主に銀、真ちゅう、金などの素材を使用。
高級感のあるワンランク上の商品向き。
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ダイキャスト加工
弊社では主に亜鉛合金が主体です。
中、大ロット向き。他のキャスティングより高精度、地肌がキレイなのも特徴。
また、亜鉛合金はスズ合金に比べて固いです。
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挽きもの(切削加工)
切削工具を使用して成形する加工方法です。
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彫刻
金属の板をNC彫刻機などにより3Dに切り回し加工する方法です。
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金属エッチング加工
金属材料を腐食処理して、ロゴ、マーク等凹に加工。
また、透かし柄などを製作する加工方法です。
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アクリル板加工
プリントしたり、板に生地や紙を封入したり、マーブル調に加工する事が可能です。
3. 【表面処理、仕上げ加工】表面を仕上げるための加工方法
光沢メッキ加工
各種素材の表面処理を施し、装飾を施すのが主目的です。
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- ニッケル光沢
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- 銀光沢
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- 代用ロジウム光沢
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- ロジウム光沢
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- ウス金光沢
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- 金光沢
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- 黒ニッケル光沢
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- ガンメタ光沢
ソフトメッキソフト加工
メッキの光沢を抑え、マット調に仕上げる加工方法です。
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- ニッケルソフト
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- 銀ソフト
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- ロジウムソフト
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- 金ソフト
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- 黒ニッケルソフト
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- ガンメタソフト
古美(ふるび)メッキ加工
アンティーク感。ヴィンテージ感などの味を出す加工方法です。
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- 銀古美
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- 銅古美
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- 真ちゅう古美
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ブラスト加工
金属などの表面に金剛砂(こんごうしゃ)やビーズなどの研磨材を吹き付け、仕上げを施す加工方法。
光沢感がなくなりマットな感じになります。
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サティーナ(サテン)加工
下地メッキを付けたあとにバフ研磨等で金属の表面を荒らしてマット調の質感を出させる加工方法。
仕上げる目の細かさによって上品な質感を演出させる効果があります。
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アルマイト加工
アルミニウムを着色をして装飾することを目的とした加工方法。
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ラッカー塗装
金属の保護はもちろん、ここでは主に装飾を目的とした加工方法。
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エポキシ樹脂加工
エポキシ樹脂をトナーで調合し、熱により硬化させる加工方法。色々な加工方法があり表情豊かに彩りをあたえる。
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ダイヤカット加工
金属の表面等をバイト(ダイヤの刃物)で削る事により金属素地の光沢感を出す加工方法。
4. 名入れ加工
金属に名入れ
打刻(プレス)
刻印を作り、打刻凹によるプレスにて表現する方法。あまり凹部が広いものは刻印には向いていません。
硬い素材のステンレスに打刻する場合は、型代が高額になるため、ロット数が多くない場合はおすすめしません。
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エンボス加工
板状の金属の裏面を押し上げて浮かす加工方法。
刻印型代が高いですが、高級感を出せます。
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金属エッチング加工
主に、金属板を腐食処理してロゴを凹に名入れする加工方法。打刻による名入れに比べて、より繊細に再現でき、凹の面積が広いものも名入れできる加工方法。表面と裏面から金属を腐食させて透かし柄も表現可能です。
プリント(印刷)
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シルクプリント
PANTONEやDICなどで指定することが可能です。忠実に再現可能なプリント方法です。版(1色毎)を作るので、ロット数が少ない場合は割高になります。
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インクジェットプリント
フルカラー印刷が可能です。グラデーションなども表現できる方法です。
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樹脂盛りポッティング
フルカラー印刷した上に、透明樹脂でコーティングする方法です。2ミリくらいの厚みがあり、立体感と高級感が表現できます。
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パッド印刷
柔らかいパッドに転写させて印刷する方法です。平面だけでなく曲面にも印刷が可能です。
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彫刻
機械式彫刻。レーザーマーキングと違い金属を深く凹ますことが可能。
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レーザーマーキング
レーザーによる名入れの方法。当社では加工箇所が凹まず、白っぽく見えるレーザーで対応しております。シルク印刷と違いレーザーマーキングした部分が剥げないのが特徴です。
革に名入れ
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栃木レザー
伝統的な工程で職人が手間隙かけてなめした、世界に誇る、日本の高品質のタンニンなめしの皮革です。使い込むうちに味わいが増し経年変化を楽しめます。
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コンビレザー
タンニンなめしとクロムなめしの両方の特徴を取り入れた皮革です。名入れの方法は素押し(焼き印は不可)、箔押し、レーザーマーキングが可能です。
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素押し
素押しは凹にて表現します。ヌメ革(栃木レザー)は熱を入れて焼き印にすることも可能です。刻印型は簡易エッチングから彫刻真鍮型 別途製作します。
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レーザーマーキング
データを作成後 処理します。革の表面は殆ど凹にはなりません。
細かい表現をしたい場合に向いています。 -
箔押し
箔はシルバー色とゴールド色があります。
アクリル樹脂に名入れ
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シルクプリント
PANTONEやDICなどで指定することが可能です。忠実に再現可能なプリント方法です。
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レーザー(または彫刻)+色入れ
データに忠実に再現可能です。色入れは塗料を配合して色を出します。(少量ですと割高になります)
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箔押し
箔の色が限られますが光沢感を表現できる加工方法です。